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【海外サイドFIRE】地理的アービトラージで海外滞在

photography of waterfalls between trees サイドFIRE
Photo by Rifqi Ramadhan on Pexels.com

海外ノマドのイルカです。

私は今タイのチェンマイという気持ちのいい街にいるのですが、なぜこの街にいるのかというと、第一に「生活費が安い」からです。

プールとジム付きのコンドミニアム、1ベッドルームに住んで、毎日素敵なカフェに行き、週に1回マッサージに通っても、月に10万ぐらいで生活できてしまいます。

あとはインフラが整っているのも利点です。住むところを選べば、ほぼ日本と同じレベルの生活がおくれます。

街がコンパクトなので、便利なところにすめば徒歩で用事がすんでしまうのも嬉しいところ。

こういうことができるのも、円安が進んでいるとはいえ相対的に貨幣価値のまだ高い日本やニュージーランドからの収入を得ながら、自由にタイに滞在できるおかげだととても感謝しています。

地理的アービトラージとは?

アービトラージとは、裁定取引のことで、いわゆる「鞘取り」を意味します。

価格差を使った投資手法のことです。

地理的アービトラージとは、国ごとの物価格差を利用して、収支をやりくりする手法のことです。

つまり通貨が強い国である欧米諸国や日本などでお金を稼ぎ、通貨の弱い国である東欧やアジアなどで生活する方法です。

アジアでいうと、タイ・フィリピン・マレーシア・台湾・インドネシア辺りが生活費が安くて暮らしやすいことで有名ですかね。

実際に若くしてFIREし、この地理的アービトラージを利用しながら各国を旅行して回っているカナダ人の著者がいます。

思い切ってカナダを出て、生活費の安い地域を旅行して回ることで、支出を削減して楽しく旅行を続けることができるのです。

合計で年間3万879ドル、日本円にして400万ほどで1年間世界中ー3大陸、20カ国を旅したそうです。

ほとんどカナダでの普通の生活費と変わらないお金で、地理的アービトラージをうまく利用すると、こんなことも可能なのですね。

FIREに興味のある方は、一度読んでみてくださいね。

『FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド』クリスティー・シェン, ブライス・リャン著

地理的アービトラージを利用できるのは、日本に生まれたおかげ

待ちゆく人々を眺めながら、そうかこの街の多くの人達は外国に行こうと思っても、実現が難しいんだろうなと思ったりします。

タイに生まれて、そこでずっと暮らすことが不幸だと言っているわけではもちろんありません。

周りの人と調和しながら、充実した人生を送っている人もたくさんいるだろうし、そもそも外国に行きたいと思ったこともない人もたくさんいるでしょう。

それでもやはり、どこに行くにも選択権がある、という状態を生まれながらに持っているというのは、すごく恵まれているなと思うのです。

それでも貨幣が弱い国でそんなに収入も多くない人々が、たくさんニュージーランドにも来ていました。

私が通った料理学校のクラスメートの半分はそういう人たちです。

彼らはなんとか一族中のお金をかき集めて、もしくは韓国などで出稼ぎに励んで、やっとのことで国を出て、ニュージーランドで永住権をとって暮らす権利を得ようと、必死になっていました。

やっぱり手ぶらではかえれないので、気合が違いました。

そう考えると、地理的アービトラージを活用できる我々日本人は、相当に恵まれているでしょう。

今はテレワークが広がり、フリーランスになる人も多くなり、ますますこの地理的アービトラージを利用して海外に出る人も少なくないと思います。

チェンマイで10万円で生活できるとしたら、日本で20万で生活している人は半分の労働時間ですむことになりますので、自分の好きなこと・大事なことにその半分の時間をあてられます。

パソコンさえあれば続けていける仕事に、限定されてはしまいますが、今はそういう仕事に就いていない人も訓練して、試行錯誤すれば、必ず達成できると思います。

日本で幸せに暮らしていて、労働環境にも不満がない人はいいですが、

日本で働くのに疲れた人、日本の同調圧力に馴染めない人なんかは、海外の生活費が安い国にいけば、労働時間も半分ですみ、リモートワークでも働けるのだという選択肢があることを知っておいてもらいたいです。

かつての私がそうでした。でもまだリモートワークなんて作家ぐらいしか思い当たらなかったので、いつも必死になんとか食べていける道を探していたように思います。

人生ももう後半でやっと実現しましたが、間に合って嬉しいです。

自殺を考える前に、一度海外にでよう

日本ではブラックな環境で働き、うつ状態になる人が少なくありません。私もそうでした。

そういう人は、もうダメだ、この社会ではやっていけないと自殺を考える前に、海外にでてみてほしいと思います。

私はそういう風にうつになったときに、友だちが台湾に誘ってくれました。うつになっていることを知っていたわけではなく、お茶が好きだったので一度来てみるといいよ、と言ってくれたのです。

短期の語学留学をしがてら台湾に行ってみたら、なんかみんな楽しそうに暮らしていて、自分の悩みが馬鹿らしくなりました。

友だちも1年の留学で、台湾の会社に入っていたし、私にもできるのかもしれないなーと気がちょっと楽になったというか。

バスの運転手さんも、ルートとか勝手に変えちゃうし、途中でおやつとか買いにいっちゃうし、気楽な感じで。

周りの人達を大切にし、ご飯を一緒に食べ、お茶を飲み、笑い合って暮らしている。

人々は他人にも親切で、お互いに気にかけあっている。

もちろんそんな幸福な人ばかりじゃないんだろうけれど、なんだかキチキチの日本社会から来たら、色んな思い込みがほどけていくような気がしました。

結局それ以来、なんとか海外にいても収入が入ってくる生活を模索して、海外と日本を行ったり来たりしながら暮らしています。

もう一度人生をやり直せたら、同じことをするか?多分すると思います。

でもこんな綱渡りの人生もヒヤヒヤしたりはするので、今度は新卒で大きめの労働環境がよさそうな会社になんとか入って、もっとスムーズにサイドFIREまでの道のりを歩みたいなと思ったりする今日このごろです。

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